校了への作業に際して

はーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。深呼吸。
不安材料はそりゃもう仰山。文句は言わせねえと言えるほどのものは出来ていない。でもそれを完全なものにしようとする試みは、今まで何度も繰り返して来た「今まで作って来たものが水の泡」に、繋がる。そうなったら、もう、あの作業をまた繰り返すのは無理。多分私には作れない。これを本の形にするにはたぶん今回が最後のチャンスだろう。自分にはこれ以上の精神力が、著者には時間が無い。
もう充分すぎるほど、ありえないくらいあなたはやった、もっと早く切ってしまっても良かったくらいだと周りは言ってくれるが、自分のやりようでもっと早い時期にもっと良いものが出来た筈だというのを自分がよくわかっている。
大きく悔いの残るものになることが今からわかっている。著者の反応によっては一生残る杭になると思う。でもこれ以上やったら自分が壊れる。というか五月の時点で一度切れてしまった。あの時逃げずにやろうとしていたらきっとおかしくなっていた。その時既におかしくなっていた。過去はもうしょうがない、泣き言はここまで。今できる最善をつくす。本が出来たらいずれにしろ物理的な荷は降りると思ってたけどまだ許してもらえなそうだ。しょうがないね。
結果的に一番したくなかった騙し討ちのようなことになりました。力不足でした。本当にごめんなさい。