the day of OTOKOGI

 いくらか余裕があったはずの今物件が、昨夜から突如修羅場状態に。私のミスでございます。前日の日記で「ほれごらん。」とか言ってた奴が。
 私が管理しているスケジュールにとんでもない穴(=膨大な作業)が出現して(昨日の夕方まで私の目は節穴だった)、夜中まで印刷会社やら編集者やらと連絡とりつつ発売を遅らせないための策を探したのだがどうやらデッドロック。昔とった杵柄で私がやれない仕事ではないのだが、指示出す立場の私がこういう職人仕事を受け持つのは会社的に都合が良くないらしい。めんどくせ…。こういう時ばしっとどこかにフれるプロデューサー*1は遠方に出張中。
 とりあえず印刷所から「なんとか頑張ります」*2との言を得てその方向で進めてもらう事にしたがそれもかなりの綱渡り、という以前に自分のミス(表向きはそういうことにはなってないんだけど)の産物を他人の無理によって何とかしようというこの煩わしさが我慢ならず、寝床に入って夜明けまで散々考えを堂々巡りさせた結果やっぱ私がやることに決めた。で今朝各方面にそう宣言して回った所、その各方面から救いの手が伸びてきて気づけば「みんなで頑張りましょう」に。もも申し訳ないと恥じつつ、ああ仕事って社会ってこうやって成り立って行くんだよね、と場違いな幸せ感に包まれる。こういう時は、図らずもいろんな男気に触れて惚れられるのが地獄に仏というか、デッドロックのち花畑というか…。こんなシメだと反省してるようにはとても見えないね。
 みなさんの手数を最小限にとどめるべく頑張るべし。
 

*1:今回は、ここのPの例にもれずほとんど仕事をしないが最後の所ではちゃんとケツもってくれる男

*2:ここの担当者には毎度ぎりぎり進行のしんがりをがしっと守って頂いており、その男気にわりと本気で惚れている