可愛がりたい男の話

 私がもう無条件に可愛がってしまいたいほど可愛がってしまいたい男というのは、男気のある弱っちい人。絶対ひとりじゃ生きてけないくせに一生懸命自分の足で立とうと、か細い脚をフルフルさせて踏ん張っている子鹿のような人。思い余って天気予報に電話して涙したりするくせに(ここで知り合いとかに救いを求めようとしない所が本当に素晴らしい。)、結局のところ誰よりも楽観的で前向きな、登っては沈む太陽のような人。大人の男でもたまーーーーに居るんだそういう人。エレカシ宮本浩次さん。結婚したいとか子供作りたい等とは露ほども思いませんけれども。