真っ白な部屋は人を狂気に向かわせると言う

 過去日記で更新しようと思っていたことなのだがめんどくさい、今日友達との会話でも言ったしここで書いてしまおう。
 今週前半、仕事関係の伝手で紹介されたある会社に話を聞きに行った。今回に限って私を面接まで連れて行った要素は、紹介人がお世話になっている人(そして押しの強い人)だということ、仕事内容等が詳しくわからないということ、そして「秋まで就業を待っても良い」という伝言だった。伝え聞いた仕事内容には正直あまり惹かれなかったのだが、まぎれもなく「編集業務」で今居る職場よりはちゃんとした仕事ができそう。そして先行きの不安なく四ヶ月の休暇を得られる。何よりも、後者の要素に引っ張られてしまった。これっていわゆる理想的な状況じゃないか。
 でも、ここでまた来た話に乗るのか。流れに乗り続けてここまできて、贅沢と言われても世間知らずと言われてもどうしても一度くらい真っ白になりたいんだと決意して流れを切ったのにここでまた流れるのか。等と考え、話聞く前に断ってしまおうかというところまでいったりもしたのだが、結局行った。相手社長は一通り仕事の説明をしてくれた後、休みたい気持ちは解るし急ぐ話ではないから、ある程度期間おいてからでもいいですよと言ってくれた。それに対しての私の答えを要約すると…。先が決まっている空白期間と、今から真っ白お先も真っ白というのでは空白期間の意味が全く違う。やはり今は何も決めないでいたいんです。就職面接的な場でのこの答え。バカ正直にもほどがある。忙しい仕事人が合間を縫って時間を作ってくれているという状況把握は充分にあったので、平身低頭、こんな事言って本当に申し訳ありませんとひたすら謝って帰ってきた。
 話を聞いて入りたいと感じられれば良いと思ったから行ったので行った事は後悔していないが、断り方が。我ながらいい加減にしてほしい。自分ひとりで居る時間を守る為には嘘もつく*1くせに、最低だなまじで。
思い出してなんかえらくダウナーになってきたので切る。

*1:嘘ついたらついたで、そこら中に「私嘘ついた!」と言って回る阿呆…