今日は午前中早めに起きて仕事にかかろうと思っていたのだが、夢見が悪く何度も寝直しているうちに昼近くなってしまった。しかも、寝直すたびに前回見ていた夢の続きに繋がってしまい何だよという感じ。
 たらたらと続いた、「いわゆる嫌な夢」の典型場面を繋ぎ合わせたような今朝の夢を紹介。
 どこかの孤島にチームで出張することになっていて、出発するまえの宿泊所では同室に中学時代苦手だった子達が集まってしまいどうしたもんかなと思っている。案の定グループに分かれ始めたり友達の取り合いのような事が始まったりして自分はどうしたもんかなと思いながら部屋の中の遠い所にいる。
 宿泊所を出るというときに、それぞれが小学校時代に使っていたランドセルを持参することになり、そこら中にある赤いランドセルのなかから自分のものを見つけ出さねばならず朧げな記憶をたよりに探すが見つからない。
 孤島に向かう途中、乗り継ぎの海辺の飛行場で嵐にあう。幼少時から私の夢に繰り返し出てくる、巨大な海坊主のような津波がにょきにょき盛り上がって次々と押し寄せてくるのが彼方に見える。こんな中で飛行機が飛ぶのかと傍らを見ると、Pが不安からか唇まで真っ白になりながらパソコン画面を見つめている。孤島に居るはずの●テレビの○○さんに連絡とってと言われ、名刺を探すが彼女のだけ見つからない。やっと見つけて電話してみると、言い訳を延々と並べ立てているような留守電応答メッセージが流れて切れる。彼女が担当している番組のHPには赤い大きなバッテン印と「削除」の文字。
 所変わって、同じく出張に行く前の宿泊施設と思しき雰囲気なのだが今回は気心の知れた仲間達と泊まっている。外は変わらず嵐。孤島対策のため歩きやすいようにと私は自分のスニーカーをせっせと磨くが、他のメンバーは旅館にあるつっかけだけで良いと言う。スニーカーなんか履いてても、足ごと持ってかれたら同じじゃん?と。それはそうだ、でも出来ることはしておいた方がいいんじゃないかと不安になる。二人ずつ交代で風呂に入っていて、自分達の番は最後。前の二人がなかなか出て来ず時間がおしているのに、もう風呂から上がっている他のメンバーが中の二人に「もう出るの?まだまだゆーっくりでいいよ」と声をかけている。隣の部屋にいくと、生まれたてのように細く小さくなったうちの猫が取り残されていて、不安げに鳴き立てている。
 外がずっと嵐だったからだろうけど、梅雨のような重く湿った匂いがずっとしていた。こういう夢を見て起きると、現実の空は反対に気持ちよく晴れていたりすることが多いのが面白い。