タカユキ…なぜ君は……。

 タカユキ君が来ると知ったとき、私は笑って流したものでした。まあ毒にも薬にもならないだろうし、いらっしゃるならようこそと! 毎度ながらまりのすはネタの強化ご苦労と!
 この時私はすっかり失念していたのです。タカユキ君にはもれなく、熱烈タカユキギャル2人が付いてくるということを。移籍発表のその日から、会見がどうの背番号がどうのと、横浜ま情報がメーリングリストのようにしてもたらされます。「3人で同じチームを応援できるなんて!」的な文言も入れて下さりつつ。ありがとう。ありがとう。……でも頼むから私を放っておいてくれないか。違うのだから、いろいろなスタンスが。なぜそれがわからないか。「3人で」を連呼されると心にぐさぐさくるんだよ…。別に待ち合わせとかしないよ。しないからね。わかってるよね。多分わかってないよね。
 長年つき合っていると、私が「相手のことを好き」=「常に一緒に動ける」ではない、ということをわかってくれる子はわかってくれる。だがわかってくれない子は絶対にわかってくれない。自分の中に全く無い要素なのでそういう考え?感情?が在ること自体がわからないのだと思う。後者の友達には、私はある一面でけっこう気を遣う。そして、件の2人は後者である。
 長年、いろんな事を一緒にやってる、かなり深いつき合いの友達なんです。世話になってる、優しい子達で大好きなんです。でもサッカーは、行きたい時に行きたいよ。ひとに合わせて見るもんでもない。私にとってサッカーと友達(サッカーで知り合った仲間除く)はリンクしない。でも今後も大事にしたい友達なので、場に応じて努力しようと思っているよ。人でなしな事を言ってますよね。ごめんね。