オカルト

ホラーにはほとんど興味がないのだが、最近映画公開された「オーメン」はすごく気になっていた。というか「オーメン」は昔から妙に気になっていた。題名の響きがおもしろ&おどろしいし、他のホラー例えば13日の金曜日とかエクソシストとかは観た事がなくても内容はなんとなく想像がつくのに対してこのホラーはなんだかすごく秘なベールに包まれてる気がしていたのよね。題名は超有名なのに前者たちより露出が少ない気もするし。言葉の意味わからんし。オーメンの。
ということで新境地開拓とばかりに、勇んで元祖オーメンを探しにレンタルショップへ行ったのだが貸し出し中。かわりに同じく古典ホラーのエクソシストを発見しほくほくしながら借りて来た。新境地。
感想は、やはりここぞというシーンが今までさんざん露出されていたものばかりだったので「フンフンここがこうなるのね」というものになってしまう。だからなのか、一番衝撃だったのがオカルト以外の一場面だったりした。
でもまあ有名なこの映画を自分で確かめられたという達成感はあり。
自分やっぱホラーには向かないなと思ったのは、説明のされない現象をそういうものとして流せないこと。その現象がとても重要な伏線のように紹介され、主人公も「なぜ!?」と言っているのにそれらについて最後まで説明がない。要は観客を怖がらせられればよいわけなので無意味なホラー要素なんだろうと思えばいいのか、実はこういう意味があってそれが最後まで明かされなかったのかなど悶々としてしまい、監督による音声解説編まで見通してしまった。いちいち場面を説明してくれている(それはそれで監督のこだわりなどが知れて面白かった)のだが、やはりここが知りたい!というところはしれっとスルー。ちっ。
結局、まるまる二回観たことになり、終わったときには日が傾いていて少々後悔した。
次はオーメンを観るぞう。