はかないもの ゆるぎないもの

今日は、不精な私なりにわりとしょっちゅう会っている友人と遅いお茶。私は「純粋」と言われるわりにほとんど全然人を信用していないので(たぶん自分を信用していないからだ)、彼女のなかに揺るぎないものを発見して驚いた。あんたはそれでもまだ私を認めてくれるのか、と。ええ、そう思う事じたいが失礼だというのを解っています。すまん、と心の中で謝る。ほんとに、この子に限らずなんでみんなが自分を見捨てないでくれてるのかがわからないよ。
そういえば、別の友人がいつか酔っぱらいながら「こんなアホな私を見捨てないでくれてありがとう」と私に言ったことがある。私がひっくり返っても不可能な気遣いのできる優しい子で内心憧れていただけに、すごく意外だった。口に出さなかったが、その答えとしてすぐ浮かんだのは、「あんたが私を見捨てないでくれてるのに私があんたを見捨てるわけないじゃん」だった。
けっこう誰もが、多かれ少なかれそういう不安を持っているのかも知れない。


日記でいつも友達讃歌してるくせに、実生活ではてんで不精で友達甲斐のないfuksiaです。