乞フ読ミ捨テ

 自分が今している事、これからしようとしている事が正しいのか間違っているのか、それを自分なりに判断する自信すら無い。どんな些末事においても。たとえ間違っている気がしても、「何が悪い?」と自分を押し切れる力が欲しい。ある一部分で変に内省的すぎる自分を持て余す。バランスが悪すぎる…
 数学じゃあるまいし世の中「正しい」「誤り」どちらかしか無いなんてことはない、なんていうのは勿論わかっている。いたわりも不必要。  少なくともある事についてだけは自分に正直、かつ正しいと思う自分でいたい。全部じゃないんだよ。仕事も何も超てきとうなくせに一部分だけいびつに。これは自分の性格だからしょうがない。でも全てが溶けかかったゼリーみたいになっている今そんなのは不可能。
 実はこのゼリー、冷蔵庫から出してもう随分経っている。去年くらいから既に。そろそろやばいとは思っている。