君は空が四角いと思っていた

 最近、懐かしいアニメや漫画を思い出す機会があるので少し回想。私は小学生の頃、当時の子どもたち間での流行(テレビ番組や漫画など)に関しまったく頓着せずに本ばかり読んでいる子だった。光GENJIも歌えなかったし、バラエティが嫌いで山田邦子の顔も分からなかった。クラシックばっか聞いてポップスは全然*1。りぼんやマーガレット等の女の子漫画雑誌にもいっさい触れず、プール授業のコーチがかっこいいと騒ぐ女子達の中にあって「男じゃ私は釣れないよ」とほざく鼻たれで、そのかわり宇宙刑事ギャバンとか超人機メタルダーとか超新星フラッシュマン(5人もの)をどきどきしながら見ては「あの悪者の黒い人になりたい」と思っていたバカガキだった。今考えてみるとあの時点でもう、将来自分がいわゆる「白いコート&ピンクのマフラーでお茶なレディ」にならない事は決まっていたんだな。そりゃはたち過ぎてじたばたしてもしょうがないわけだ。
 しかしテレビ見るわけでなくマンガ読むわけでなく、当時の自分は膨大にあったはずの時間何して過ごしてたんだ?毎日外で遊んでたのか? ↑な調子だから間違いなく友達は少なかったはずの自分としたことが。でもそんな気もする。子どもってそういうもんなのか?当時の生活サイクルがぜんっぜんわからん。
 ギャバンフラッシュマンがキーワードになっていて素敵。とくに誰に話しても知らない、思い入れアリのフラッシュマンフラッシュマンの敵って「改造実験帝国」だったんだ…。

*1:ポップスは中学に入って突如爆発的に開花