きれいな画が好き

前休は図らずしてニコール・キッドマン祭、その前はシェリー・デュバル祭でしたが、今回はフィリップ・シーモア・ホフマン大会となった模様。観たのは25時とコールドマウンテン。25時、いい。映画内では実はそう大した事は起こっていなくて(ハリウッドにしちゃあだけど)、でも実際に現実として考えてみたらそれらはそれぞれものすごく大した事で。その「ものすごく大した事」がどきどきするほど迫って来た。現実離れした「いかにも映画」な見せ物が多いなか、「リアル」とは何か、を見せてもらった気がした。それぞれの役柄の人生をすごく近くに感じられて、幸せだった。スパイク・リーを追いかけてみたくなった。
実は、この映画の一番の目当ては「プライベートライアン」の時から追っかけてるバリー・ペッパーだったりした。大きくなったなあ…。トム・ハンクスとかジョン・トラポルタ(ラジー賞…沈)とか、いつも「ちょっと釣り合わないんじゃ?」とこっちが焦るようなタイマンはってきてる彼ですが、ノートン&ホフマンと並んじゃったからね。やっぱりちょい力不足だったけど(笑)