4/10火 ギリギリ 冷血

 デザイナーから表紙案を受け取りそれをクライアントへ。にっちもさっちも行かず(というか私自身がいっぱいいっぱいになり)非常手段をとる。帰途、自分やばいかもとけっこう真面目に思う。夜、家で「冷血」を見る。1960年代のモノクロで(そんな古いと思わずに借りてきたのでびっくり)、淡々とした演出が原作の雰囲気をよく表していてすごく見応えがあった。これでカポーティ「冷血」関係の映画は完了。原作に打たれた結果関連映画を二本追うという流れになったのだが、三つともが非常に好印象というのはけっこう珍しいと思う。普通原作が好きだと映画が不満だったりとか、思い入れが強いぶんだけ一方(最初に知った方)に寄ってしまうことが多い気がするので。