フライングドロップアウト

 今日は会社に行ったものの仕事が昼頃終わってしまい、やる事なければ帰るよ?を実行してしまう癖が出て用もなく早退。徒然なるままに映画を観に向かうが、自分あと一週間半もすれば普通に浪人になるのに黙って机に座ってりゃ金が貰える環境をなぜ意味なく早まって放棄するかなぁと自問されてしまいやさぐれ気分に。
 そしてやさぐれたまま映画を観終わり帰途についたところ、電車で高校の同窓生とばったり会ってしまった。同クラス経験がなく接点もほとんどなかった子だったのだが、お互い「あっ」となってしまったのでおしゃべりをする流れに。困った、相手の名前を覚えていない。最初にそれを白状して詫びてしまうが吉、と思ったのだが、相手が当然のように「みきちゃん〜」と覚えててくれてしまったので返す刀で名前を聞く無礼を働くわけにもいかず、主語抜きの喋りに徹するしかなくて大変申し訳なかった。中高時代から変人で鳴らしていたからかわりと人からは覚えられているというのと、自分が昔のことをすぐ忘れるというのがダブルであるためこういう状況にはよく合う。
 もともとのやさぐれ気分と「友達っぽく喋っているのに相手の名前がわからない自分」嫌さが相まって、非常にやさぐれた会話をしてしまった。しかし共通の知り合いは多いし、「久々に会った同窓生」の話って広まるから慎重にいかなきゃいけなかったんだよなー。みきちゃんやさぐれてたよ、ってなるだろーなー(沈)。あれ、それとも昔と変わらんって?