ジェフユナイテッド

 とりあえずそこら中にジェフ千葉の黄色い子たちが踊ってるので今日もお姉さん引き続き幸せです。ほんとうにかわいい!!かわいいよ!!
 とりあえずオシムに恩返しできたのでお姉さん一安心です。

 以下当日の備忘録。
 母が試合直前に来ることに(サカザキ家は祖父の代からジェフファン)なった。開始1時間半前に千駄ヶ谷で中央線を降りると、ちょうどホーム両側にいた中央線の黄色いラインと、しっかりユニフォームを着込んでいるジェフサポに包まれ一瞬視界が360度黄色に。うわ、もうこの時点で今日勝つことが決まっちゃったよとなぜか確信。スタジアム到着後、母を横に座らせつつ自分は応援に勤しめるようゴール裏のポジショニングにはこれまでの経験とカンを総動員。まあまあ熱そう(立ってそう)な地帯で、ゲート上で巨体夫婦が陣取る後ろの席を選ぶ。このご夫妻は試合通して立ってるとかそういうことはなかろう…*1。席確保後、黄色いグッズを買いに走る。今までの借りを少しでも返そうとここぞとばかりに散財。ジェフのリストバンドかっこよし! その後、別のグループでS席観戦をしゃれこみに来た友達がいつもの角つきエンジではなく黄色っぽいナリをしていることを確認し、珍しくJで同じチームを応援できることを喜び合う。で急いで食料買って席に戻り、姫を迎える。速攻で黄タオルマフラーと小旗を持たせ、姫ご所望のビールを買いに走って戻るとチーム紹介が始まりかけており、焼きそばをかっこむ。久々に試合前にハッスルしたせいか、なんだか若返った気分。チーム紹介を見ながらまずひと泣き*2。で試合開始。
 前半、ジェフのタマ繋がらないこと甚だし。立て続けのピンチのあと、ベンチからピッチ際に出て来たオシムの丸く巨きなシルエットと、間瀬通訳の華奢なシルエットのセットが画になっていてしばし見とれる。なんでもっと寄せないの!(←オシムの指示だったらしい) どこ見て上げてるのさ! シジクレイどっか行ってくれ! ガンバのが攻撃速いし……。後半は拮抗がぎしぎしと音を立てているかんじ。相手側にシジクレイがいなければ、もしくはこちら側にストヤノフが居なければ、展開は全然違ったものになるだろうと思ったほどこの2人の存在感が光った。途中で宮本が入って来たのにはなんというか。なまじ回復しちゃったから出て来ちゃったんだろうけどこの状況で来てもらっても全然怖くないっすよ、残念ですが……。それに対し延長で吉原宏太が入って来たのは怖かった。延長の時計が進むにつれ、今日当たり過ぎっつうくらい当たってる立石と、PK慣れしてなさ過ぎる若いジェフの子たちとの間で強気と不安が揺れ動く。そしたらあれですよ。すごいです。感無量です。ほんとうにおめでとう。神様は見てたよ。
 輪になって大はしゃぎしてる黄色い選手達の半分以上は私の知らない顔。マリノスにかまけジェフの試合を追わなくなってから5年か。その月日の長さを感じていた。今日の選手達のほとんどはジェフ市原の残留争いを経験してないんだもんな。
 黄色い輪の中に、私は中西や下川や、今ジェフには居ない面々の姿を見ていた。黄色いユニフォームで喜びに崩れる彼らを想像した。一瞬、自分だけがまったく違う次元にいるような気になった。でも彼らが残留しつづけたから今のこの子達がいる。
……束の間の異次元と、リアルタイムのピッチ上の情景がしっかりと繋がった。


 オシムの目にも涙、を見たような気もするし、良かった良かった、これで儂も安心して冥土*3に戻れますじゃ。今日は若い衆に混じって楽しかったぞう……と墓から短期限定で黄泉がえった婆みたいな心境で国立をあとにしたのだった。

*1:これが見事に当たった。90分はだいたい大人しく、延長に入ってからは前の夫妻も横の母も自ら立ちっぱなし

*2:サポでもないのにフライングが過ぎます

*3:横浜。冥土なんつってごめんな