君だけのために赤い火になる

 4連休寝たおしたというのは嘘で、24日夜にスピッツライブ(初!)@神奈川県民ホール に行ってきました。たまに咳の発作に打ち震えながらでしたが、ステージ全体が赤く染まった「ほのほ」に感動して棒立ちになったり、座ってハンドマイクで歌われた「優しくなりたいな」に耳がとろけたりしました。「夜を駆ける」をやってくれてびっくり。ライブの後半ちょっとマイクがぼけてて、ちょっと嗄れたさし込むような声音がぼやけ気味になっていたのが残念。
 あのさらりとした優しげな容姿から、なぜどのようにしてあんなにも強い男らしさが伝わってくるのか。熱(大概温く、ときに熱い)と冷気、私がスピッツの音楽に常に感じている両極端な肌触りが、一本のしなやかで強靭な鞭となってマサムネから発せられていた。
 まあ、言葉で言ったって伝えきれんのだけどな。
 

 家に帰ったら真っ赤だった喉が白くなっていて(化膿ね)、タイミングとしてかなり遅い病院行きを決意したのだった。