夢を見たいあなたへ

寝過ぎだからなのだろうか、どうーーも最近夢見が悪い。一昨日は仲間の裏切りにあって4回も5回も謀殺されたし、今朝は酔っぱらった友達が台湾に誘拐されてしまった。リアルで現実離れした夢を見る習性*1は良いのだが、こうもどす黒い夢ばかり見るとさすがに疲れてくる。とはいえやはり現実とは違う世界を持っているのは楽しいものだ。
夢を見る人とあまり見ない人がいるようですが、ここでひとつ夢を見たくても見られない(覚えていられない)人のために少々アドバイスを。
目覚めた時に、ほんの少しの残像(なんか赤っぽい光が、等)でもあれば、間髪いれず可能な限り詳しく書き記す。→起き上がるという動作だけでも夢の感じは薄れてしまうので、徹底したければ枕元にノート等置いてみると良い。 それを習慣にすると「夢は記憶しておくものなんだ」と神経が気づいてくれて、だんだん覚えている内容が増えていくはず。少しすると、毎朝一大叙事詩とともに目覚めることができるようになるでしょう。
これは前に何かで読んだ事なんだけど、自分の経験に照らしてみて確かにそうだと思った。もともと夢は見るほうだったのだが、中学生くらいのとき、なんかおっそろしくリアルで変な夢を見続けた時期があった。あまりに荒唐無稽でしかも物語性がしっかりある夢だったので、これは覚えておいて誰かに披露せねばとノートに記録。それを少し続けると、覚えている夢はどんどん詳細になりA4ノートで3〜4ページになる事もあった。詳細な一大叙事詩が一晩で複数採れるときもあり、その膨大さにめんどくさくなって記述するのをやめてしまったのだがそしたら夢もだんだん大人しくなっていった。現在も、はっきりしてる夢は記述しようと思えば700字くらいは書けるんじゃないかな。
でもやはり夢を見る時期と見ない時期はあって、仕事が忙しいときなんかは夢を見てる暇なぞない!という感じでほっとんど見なかったりするし、いったん見だして「今日の夢はまた偉いことになってたなぁ」と頭の中でちょっと反芻したりしているとその後は鮮明な夢がしばらく続く。波線グラフのようなかんじ。
よって、いったん「見た!」日が勝負です。残像にもたどりつけない人でも、神経はこれまで述べたように柔軟に働いてくれるものらしいので「次のは覚えて起きよう!」と念じつつ寝れば前進していくはず。この際、力みすぎると寝る事さえできなくなるので適度に、が肝心です。
以上、夢の覚え方講座をお届けしました。異常に力説した気がするが果たしてこうも「夢を見たい!!」と切望している人はどんだけいるのだか…。カラーで夢見る人は霊感があるとか、夢をよく見る人はHだとか言いますが、どうなんですかね。

*1:あまりに世界が毎度しっかりありすぎて、キーワードをとらえて夢判断、などをする気にもならない。