今日のArtist。情けなヒネクレ男が好みらし

　いきなり今日の曲です。昨日突如としてWeezerが恋しくなって引っくり返してみた。やっぱり大好きなのは1作目のブルーアルバムと2作目「PINKERTON」。ブルーアルバムは、前半のどちらかというと楽天的な曲群から後半どどどっとダークになだれ込む流れにやられた（どうしようかと思うくらい。その中で最後から2番目に「Holiday」が入ってるところとかもう）。ピンカートンの曲群も、ばっっかでぇーコイツと思いつつ地団駄踏みたくなるほど愛しい。だって恋したあの娘はレズビアン。I'm dumb!とも叫びたくなるわけで。(笑い含みで)なんと切ない。そしてなぜだか自分もしっかりせにゃぁと思うわけです。
　でどの曲も、声の頼りなさと詞の情けなさからはたまげるほど、ギターがかっこいい(そしてどこかおかしい)。この組み合わせがぐっとくるのでしょう。ひたすらセンチなのは引くんだけど、こうアホみたいに情けなくかっこ良いからやられるんでしょうな。
　そこへ行くと、アルバム3、4はさらさら〜っと流れがちで地団駄踏み曲があまり無いのがちょっと物足りない。どの曲もそれなりにまとまってるんだけど、逆に、まとまっちゃっててメロディも良いだけになんか聴き終えたあと淋しい気分になるというか。1作、2作目アルバムから貰えたエネルギーみたいのがあんまり得られないんですね。もっとなんかできるだろ！と思える。でもまーこれはこれで良いかー。という感じかね。3作目グリーンアルバムの最後のボーナストラック2曲、これは非常に好き。最終曲「I DO」は短いんだけど、近いうちにやる予定の「我が涙腺刺激曲集・洋楽」にも堂々入っています。